札幌の名店でお腹いっぱいジンギスカンをいただく 「ジンギスカン義経」

札幌
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この日は取引先との会食。今回も道外からの来訪ということで、相手側はみなさん札幌駅前にご宿泊。となると自然と駅前のどこかで食事を、となるわけだが、せっかくだから北海道らしいものを食べてみたいと取引先が指定してきたのが、こちらのお店「ジンギスカン 義経」さんだった。

ただでさえ道産子なので、ジンギスカンは子供の頃にもう一生分といっていいほど実家で食べてきた。今更いい大人になってまで外食で食べる気にもならないというか、どうせ食べるなら牛肉がいいな~とか思うのだが、相手の意向だし、何よりタダ飯なので文句を言うわけにはいかない。

お店の雰囲気

聞くと札幌の中でも観光客にはけっこうな人気店らしいのだが、旭川に住んでいた自分にはあまり縁のなかったお店。駐車場は店の前に3台ほど停められるようになっているが、この日は朝から大雪だったので、スペースが削られてちょっと心許ない様子。

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お店に入ると、自分たちの予約席以外はもう満席だった。流石の人気店だ。といっても店内はそこまで広いわけではなく、カウンター10席程度と、4人掛けのテーブルが3卓ほど。奥には小上がりもあるようだが、そちらは詳細不明だった。

カウンターには一人鍋ができるように仕切りもされているので、お一人様大歓迎といった感じだ。今度一人でも来ようかな。そして自分たちの卓へ着席。例のジンギスカン鍋がスタンバイされている。

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メニュー

有名店と聞いていたのでいったい何があるのかと期待していたが、メニューはこの一枚だけという驚くほどシンプルなものだった。いちおう他にも”本日のおすすめ”で黒板に書かれた居酒屋メニューもあるが、それを加味しても品数は少ない方だろう。

店名にもジンギスカンと銘打つくらいだし、羊肉は部位ごとに分けて売るほうが珍しいので(分けるとしてもラムとマトンくらいか)考えてみれば納得できるけれど、それにしても少数精鋭っぷりが潔い。

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ジンギスカンとビールを人数分X2と、本日のおすすめから何品か注文。ビールはサッポロクラシック。ジンギスカンを頼めば野菜(もやし・南瓜・玉ねぎ)も一緒に盛られてくるので、一人前のジンギスカンセットというわけだ。

あとはもう、ひたすら焼いて焼いて食べて飲んで。絶品のタレが絡まった焼いても柔らかな美味しい肉をビールでどんどん胃に流し込む。野菜にも味がしみ込んで、白飯も捗ること。

翌日が休みというのが何よりも嬉しい。コロナウイルスもまだ収まってはいないこのご時世、二次会も無いので(一人で行くけど)後先考えずたらふくビールを飲めるこの幸せな時間。最高だ。

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仕事の話にも熱が入って、よく食べてよく喋って、あっという間によい時間になっていた。常連の同僚によると、最後に鍋に残ったタレを利用してラムしゃぶを食べる通らしいが、もう既にみんなお腹いっぱいなので今回はそこまで辿り着けず。いったい一人当たり何人前食べたのだろうか。そして店内を見渡すと、客はもう自分達だけという...

もともと満席だったし、やっぱりお食事の店なので、20時過ぎたころからお客さんの入りは止まったが、それでもスタッフさんも活気があって賑わいのあるお店で、人気のある理由もわかった。

営業中に、女将さんがカウンター越しにお客さんと道内外のいろんな話題を話しているのを聞いていると、観光の方の扱いも慣れているな~、と感じる。特に初来道の方との会食・接待などには話のタネになることもあって、もってこいの良いお店だ。

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店舗情報

営業時間 17:00~23:00

定休日 日曜祝日

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