白石サイクリングロードを走り、北広島の「喫茶屋 恒河紗」でひと休み。

単身赴任の運動
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2023年4月2日、日曜日。

北海道ではまだまだ外でスポーツをする気にはなれない寒い日が続いているが、この日は朝から日差しもあって比較的暖かかい日だった。

週末は朝から軽い散歩やジョギングをするようにしているが、天気が良くて少々物足りなく感じたので思い切って自転車で白石サイクリングロードを走ろうかと思い立った。

今年は雪解けが早かったので、すでに自転車通勤はしていたが、週末に遠出するのは半年ぶりか。ちょっとワクワクしてくる。

実は、サイクリングロードは何度も走っているけど厚別辺りまでしか行ったことがなく、どこまで続いているかは知らなかった。調べてみると、スタート地点の東札幌から北広島まで約20㎞も続いているということだ。どうせならこの際行けるところまで行ってみようかな...

白石サイクリングロード

自宅から東札幌の始点までは10分ちょっとの距離。そこからサイクリングロードに入り、少し走ると「環状夢の橋」。桜が咲いたら最高の場所だ。やはりみんな思うことは一緒なのか、それとも自分が知らないだけでいつもこうなのか、散歩したり走ったり、サイクリングをしている人が多い。まだ冷たい風が吹くと厚着をしてこなかったことを後悔するくらいの気温だが、それでも待ち遠しかった北海道の春というわけだ。

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すっきりとした爽やかな青空。

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久しぶりのサイクリングでテストステロンが分泌されているのか、この天気のお陰か、とにかく自転車を漕いでいると気分が良い。なんとも爽やかだ。

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北広島まで行ってみた

今までの最長距離は厚別のサッポロ珈琲館までだったが、そこからさらに奥へ行ってみる。北広島に入ると林の中を抜けていくようなコースになり、札幌の都会的な雰囲気から一気に様変わりする。

途中で「エスコンフィールド」の横を通り抜けた辺りから道も広くなり、まただんだんと賑やかになってくる。

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喫茶屋 恒河紗

北広島駅前まで着いたはいいが、かなり疲れてしまった。とりあえず自転車を降りてどこかで休みたくなったので、北広島駅近辺で珈琲を飲めるところを検索して、こちらのお店へお邪魔することにした。

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店舗兼住宅なのか、一階の喫茶スペースの奥が仕切られて美容室があるという間取り。

美容室にお客さんが一人いたが、喫茶の客は自分だけだったので周囲に気兼ねなくグッタリと着席。

1時間ちょっと走って来て、ようやく休めた。

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さてどんなメニューがあるのかな?

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いかにも喫茶店といったドリンク系の他、アレンジ含めて紅茶の種類が多い。

珈琲豆の挽き売りもされているので、けっこう喫茶へのこだわりがありそうだ。

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そしてお食事メニューは、ずいぶんとお安い。今度お昼に寄ってみようかな。

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アイスコーヒーとチョコケーキ

めいっぱい自転車を漕いできてカロリーも消費されたのか、喉が渇いていただけじゃなく甘いものが欲しくて仕方がなかったので、ケーキセットをいただくことにした。

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チョコケーキはオレンジと相性がいい。ずっしりと濃ゆいチョコタルトに、甘酸っぱく煮たオレンジ。この不思議な調和。疲れた体に糖分が染みてゆく...

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アイスコーヒーとお冷も飲み干して水分補給も完了。ご馳走様でした。

さて、「行きはよいよい帰りはこわい」とはよく言ったもので、厚別から先へ行くときは未開の道を拓いていく高揚感、北広島へ到着したときは大いに達成感があって、それはもう爽快な気持ちにもなったものだが、ちょっと冷静になってみる...

ここまで来るのにこれだけ疲れたというのに、同じ距離、同じ道を、同じ時間かけて帰らなければならない現実...

やれやれ、また頑張って20km走りますか...

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なんとか帰宅したのは16時過ぎ。

まだ外は明るかったが、体はもうクタクタで、なんなら股関節も痛くなり歩き方がおかしくなっている。こりゃ明日から筋肉痛かな、なんて思いながらも、久々の運動で満足度の高い疲労感に包まれて、その夜はぐっすりと熟睡できた。振り返ってみると、充実感のある実に良い休日の過ごし方だった。

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