網走出張時の夜、楽しい飲み歩きの締めはやっぱりここしかない。網走で泊まるなら必ず寄っていく「ジアス」さん。日中仕事で疲れた体を癒してくれる、素敵なお店だ。
どうしても寄っていきたいお店
建物の通り側にも入口はあるけれど、毎回なんとなくビルの中側から入っている。
こちらのドアからの方が、入って直ぐカウンター席で近いからね。
オレンジのモスコミュール
ということで飲み始める。一杯目は「フルーツを使った軽めのものを」とオーダーして、オレンジのモスコミュールをいただいた。2件目とはいえ一応はしご酒なので、あまり最初から飛ばし過ぎるとすぐつぶれてしまうのでね。
この日のチャームは玉ねぎのポタージュだった。ジアスさんに来ると、毎回美味しいチャームが出てくるのもちょっとした楽しみになっている。
バーテンダーさんとぽつりぽつりお喋りしていると、お酒の話になりアイラウイスキーのことを色々と教えてもらう。そうして改めて見ると、バックバーに飲んだことがないアードベッグのボトルを発見したので二杯目にそれをいただくことにした。
Ardbeg AN OA
説明してもらった通り、アードベッグの中でも一番”らしくない”味わいだと感じる。ピート臭はもちろんするものの、それが上品な飲みやすい、女性的なお味のボトルだ。「アードベッグ」というその名前から想像できる男くさい飲み味を求める人には、少々物足りなく感じてしまうのでは?とも思うくらいだが、自分の場合は”たまにはこういうのも悪くないな”というくらいの印象。
文旦のマティーニ
三杯目で最後にしようと思い、季節のフルーツを使って度数高めのものを、とリクエスト。
作ってもらったのは、文旦のマティーニ。あえて果肉を残すことで、その食感も楽しめる一杯。すっきり爽やかな味で、これが意外とスイスイ飲めてしまった。
こちらは、サービスでいただいたドライフルーツ。ほろ苦い酸味がカクテルによく合う。
こういうオーセンティックなお店で素敵なホスピタリティに触れるのは、なんとも嬉しい。
歓送迎会もひと段落したであろう4月の平日ということで、終始貸し切り状態だったわけだが、たまにはそんな日もあるか。こういう素敵なお店は騒がしすぎるのも考えものだけど、客が自分一人だけというのも少し寂しい。流行り病も落ち着いてもう少し暖かくなってくれば、観光客で賑わってくれるのだろうか...
店舗情報
営業時間:19:00~25:00
日・祝 19:00~24:00
不定休
コメント