「北海楼」のランチは、空腹で臨む覚悟が必要だった

単身赴任の食

札幌から北広島方面に行くときに通りがかるとちょっと目を惹くオレンジ色の建物がある。台湾料理店の「北海楼」さん。いつもは朝早い時間か夕方くらいに前を通るため、なかなか訪問するタイミングが合わなかったが、なんとなく気になっていたお店だ。

この日は午前中に長沼での仕事が終わり札幌へ戻る途中、13時頃という飲食店ではお昼の忙しさがひと段落着くくらいの時間にお店の近くにいたので、同僚とランチに寄ってみることにした。

お店の雰囲気

昼過ぎといっても駐車場にはそこそこ車が停まっている。やっぱり人気店のようで、店内に入ると半分くらい席が埋まっていた。とりあえず自分たちもテーブル席に座りメニューを見るが、セットの種類が多くて同僚とどれにしようか暫し悩む。値段も800円程度で済むので、あとはどのくらいの量で来るかが問題だ。絶えず鍋を振る音が聞こえる厨房の方からは中国語が聞こえてきたことから、台湾の料理人による本格的な中華料理が期待できる。経験上、こうしたお店だとボリュームに裏切られることは少ない。

ランチセット

台湾ラーメンと牛肉飯(800円)を注文。運ばれてきてみたら期待通りのボリュームに笑みがこぼれる。茶色い御飯って本当に美味しそうで最高。

もやしとひき肉たっぷりの台湾ラーメンは、ちょいピリ辛な感じで食欲をそそる。

そしてラーメンの辛目なスープと牛肉飯がよく合う。こちらも具材たっぷりで熱々、トロリと餡かけ状になっているので火傷に気を付けながらラーメンと交互に口に運び、気が付けばお腹がパンパンに膨れ上がっていた。

多分どのセットメニューを頼んでもお値段以上に満足度の高い内容で、量が少なくて不満を感じることはまずないだろう。調べてみると担々麺も人気メニューとのことなので、次回はそれを軸にセットを組んでみようなどと、お互いお腹が苦しくなった同僚と帰り道に話していた。

店舗情報

営業時間 11:00~22:00

定休日 火曜日