二月某日、せっかくの日曜日なのに飛行機に乗って急遽埼玉までお出かけ。金曜の夜に色々とあって本当に急な出張となった。札幌では雪まつりの最中ということもあって飛行機が取れるか心配だったけど、なぜかすんなりチケットとホテルの手配まで済んでしまったので（取れなければ家にいたかったけど）、もう行くしかない。
でもどうせなら空いている時間で観光もしてやろう、というそんな三日間の日記。とりあえず行きの飛行機内では持ち込んだ文庫本を読んで、羽田空港まで約１時間半の時間を潰す。天気は全国的に曇りだったけど雲の上は当然青空。
鎌倉で昼食～「らーめんつけめん太陽堂」
羽田を降りたらとりあえず鎌倉まで行ってみた。日本人より外国人観光客の方が多い印象の町。みなさん大仏でも見に来ているのな？駅前に沢山お店がある鎌倉スイーツとかも美味しそうだけど、どこも並んでいる人が多い。
自分のお目当てはこちら、正宗工芸美術製作所。しかし、なぜか閉まっている．．．。事前調査したのに、定休日は火曜日じゃないのか？せっかくここまで来て正宗の包丁を買おうと思っていたのに、残念極まりない。
言っても仕方がないので、とりあえず遅めの昼食。しかし何処も混んでいたりお高そうだったりで、こちらの「らーめん つけめん 太陽堂」さんに入ってみることにした。
こってり系の醤油ラーメンをいただく。煮卵にチャーシューも多め、味のバランスが良くて美味い。もう15時になろうかという時間まで飛行機に電車に歩きっぱなしで空腹だったので、秒殺で胃にしまい込んだ。
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大宮市～「蒙古タンメン中本」「The Bar Vieux Carre」
目的が空振ってテンションの下がったまま、宿泊先の埼玉県大宮市まで移動。電車移動も慣れてくると楽しいもんだ。大宮市についてみて、東京とあまり変わらないくらいの人の多さと賑やかさにちょっと驚く。近年人気の町になっているようで、活気が感じられる。
夜はちょっとした会食だったけど、あまり美味しい食事とはいえず量も少なかったので、終わってから単独夜の大宮へ繰り出して食べ歩き開始。といっても話のタネに蒙古タンメンを食べに行くんだけど。
ということで「蒙古タンメン 中本」さんへ。夜の８時過ぎでも店内満員満席。辛いのが苦手なので辛さは一番低めで食券を購入。せっかくなので辛いのを頼めば良かったと思うほど、ごく普通のちょい辛ラーメンでございました。これじゃあ話のタネとしては弱いな、とか思ったり。美味しかったけど。
でも唇がヒリヒリしたまま帰るのもナンだな、と思い、いっそバーでも行こうかと考えてもう少し街中をふらついてみることに。すると良い感じのお店を見つけたので、突撃してみた。
「The Bar Vieux Carre」さん。
お店に入ってすぐに素敵な空間がお迎えしてくれた。カウンターやバックバーにボトルがズラリ。案内されて席に座り、とりあえずジャックローズを注文する。バーテンダーさんはお酒に対しての知識が豊富で造詣が深く、カクテルもスタンダードなものからアレンジされたものまで何でもござれといった感じ。自家製のジンも作っていたり、色んな試みをして研究されている。
あっという間にジャックローズを飲み干して、二杯目は芋焼酎でちょっとアレンジしてもらったギムレット。そして彩りの素敵なチャームチャージ。どちらも美味しい。先客がひとりいらしたが、その人も交えて酒談義に花を咲かせる。酔いも回ってなんとも楽しい時間だ。
店内のお酒も色々見せてもらったが、アードベッグのスーパーノヴァを発見。これまだ飲んだことがないんだよなぁ。でも今回はちょっと酔いが回ってきたから、初めて来た素敵なお店で失態を晒さないうちに退散することにする。
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歩き疲れた三日間
翌朝のスーパーホテルでの朝食。そんなにお腹は空いていなかったけど、ハードな一日になることを考慮して詰め込んでおく。それにしても北海道では車移動がデフォなので、一万五千歩以上歩いたのは久しぶりだった。そのせいか下半身が少々筋肉痛というね．．．情けないことに日々の運動不足が露呈した。
仕事の方は問題なくこなして、昼夜は会食と、あっという間の三日間だった。
最終日は午後のほとんどが移動なので、まず埼玉から羽田空港へ。珍しく関東地方にも雪が降って朝から高速道路が通行止めとかニュースでは騒いでいたけど、電車も遅れながらも運行していたし飛行機も問題なく飛ぶようでひと安心。
早めに空港に着いておいたので、お腹が空いていたから荷物検査を終わらせて食事を摂る。ややジャンクな感じのうどんとカツカレーだけど、たまにはこういうのも良い。仕事で行ったけれどもなかなか楽しめて満足の出張となった。
