平岸方面でランチの後、午後のコーヒータイムにふさわしい甘いものを買って帰ろうか、なんて思いながら車を走らせているときに思い出した。インスタグラムで相互フォローしているグルメな方から、こちらのお店「パン工房 リンゴの木」さんのアップルパイが絶品だと教えてもらったことを。
実は以前にも１４時くらいに来たことがあったが、人気のパン屋さんなのでもうほとんどのパンが売り切れていた。今回は１２時を少々過ぎたくらいと、これまた微妙な時間ではあったが、せっかく近くまで来たので寄ってみることにした。
お店の雰囲気
建物の外観。壁が良い感じにボロボロと剝がれている。この年季が入った感じがまた良い。お店がたくさんのお客さんに愛されて、長く続いているという証拠だ。
看板の木もだいぶ色褪せているけど、それも味わいのうち。
お店の中に入ると、香ばしいパンの香りが立ち込めている。
そして肝心の商品は．．．嬉しいことにけっこう残っていた。
小さ目のお店だけど、並ぶパンの種類は多い。
見た目は素朴だけど、どのパンも手作りの優しさが感じられて美味しそう。
おやつだけでなく次の日の朝の分も買って帰りたくなる。
清潔感のある落ち着いた雰囲気の店内で、パンのお値段もお手頃。
これは空腹時に来ようものなら、ついつい買い過ぎてしまいそうだ。
お目当てのアップルパイは店頭には並んでいない。ママさんに尋ねると、数を聞かれて、都度奥から出して来てくれるという方式だ。お店にも現れているが、優しい物腰のママさんの接客がとても心地良い。
あんパン りんごパン アップルパイ
あんパンをふたつ買ってしまった。つぶあん と こしあん のを。
もちもちふわふわで食感が良い。あんこもたっぷり入っていて満足度１２０％。
りんごパン。これはもうプリティな見た目だけで買いだった。パンの中にリンゴのフィリングが入っている。
あんパンもそうだけど、パンが肉厚なので、小麦の風味をちゃんと味わえる。もうシンプルに美味しい。
そして、アップルパイ。リンゴが多すぎてはみ出てしまう。
本当にリンゴが高密度でずっしりと詰まっている。
味の方はというと、甘さは控えめで、なんというか良い意味でスイーツっぽくなく、リンゴ本来の味が損なわれていないのが素晴らしい。素材の味が生かされているのか、甘いけど甘ったるくない。砂糖を使っていないのでは、と思ったくらいだ。
食べ応えはあるけど体に優しいアップルパイ、という印象。それにしても珈琲によく合う。
これだけ美味しいと他のパンも気になってきた。また買いに行かなきゃだ。
店舗情報
営業時間 10：30～20：00
定休日 日曜日
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