札幌から旭川へ帰省した日のこと。公共交通機関で戻ったので、旭川に着いたら奥様に車で迎えに来てもらうことになった。しかし、そうなると12月の寒空の下、氷点下15℃の屋外で待つのもちょっとキツイ。であれば、どこか暖かいところで温まりながら待たせてもらうとしよう。贅沢を言わせてもらうなら、美味しいお酒でも飲みながら過ごせるところなんて素敵だよね。
そんな感じの流れで初めてお邪魔してきたのが、「2001 Bar Moonlight」さん。
さんろく街のビルの地下にあり、オーセンティックバーとして旭川ではかなり有名な店だけど、どんな感じなのか楽しみでドキドキしながらお店のドアを開けた。
お店の雰囲気
店内はカウンターが10席ほどと4人掛けテーブルが3卓。立ち居振る舞いのキチッとしたマスターに案内されてカウンターに座る。ゆっくりお酒を楽しむには丁度いいような広さだけど、なんとなく背筋が伸びるような洗練された空間、そんな印象。
忘年会シーズンだったためかテーブル席にも団体さんらしきお客さん達がいて、終始静かすぎることもなく、うるさすぎることもなく、という雰囲気だった。
メニューを見るとオリジナルカクテルが。これはオーダーしなければ。
バックバーには数々のコンペティションで獲ったのであろうトロフィーや盾。あちこちきょろきょろしながらも、丁寧にお酒が作られていくのを眺める。
オリジナルカクテルをいただく
そしてオーダーしたのは”アンブロージャ”。やや甘めで、度数もそれなりにあって飲みやすいけど力強く胃に落ちてくる。キンキンに冷えたカクテルなのに、口にすると寒い中を歩いて縮こまっていた体が一気に熱くなって解けてきた。
チャームは冷製コーンスープで、これがまた美味しい。パンも大きめにカットしてあり、ちょっと空腹気味だった自分にはありがたい。毎度毎度、飲む前に何か食べておけ、という話だけど。お腹いっぱいの時にお酒を飲んでもあまり味わえない気がして、毎回このパターンになってしまっている。
二杯目もオリジナルカクテルをいただく。”ボルス ラプソディー”。ウォッカベースということで、こちらも強めの一杯。もちろんこちらも美味しい。飲んでいるとまた一人、二人とお客さんがやってくる。皆さんどことなく落ち着いた感じの大人な方達で、やはりこういうお店は客層も良いんだな、とか思いながらのんびりお酒を楽しませてもらった。
店舗情報
営業時間 18:30~25:00