旭川の老舗BARで至福の時「ベル・オブ・リンカーン」

旭川へ帰省時、自分の運転する車ではなく高速バスで帰る＝お酒が飲める（！）

ということで、単身赴任の楽しみである、旭川さんろく街にて飲み歩き。とはいえ、あまりお腹も空いていなかったので、居酒屋という感じではない。お酒を飲むにしても、女の子のいるお店に行くほど懐は暖かくない。ではBARでも行っとこうか、と、つまり結局いつもの感じでお邪魔したのは．．．

旭川の名店　オーセンティックBAR　「ベル・オブ・リンカーン」

お店の雰囲気

この看板とドアの渋い佇まい、いつ見てもカッコいい。特に夜は。

吸い込まれるように、誘われるように中へ。

この路面のドアを開けるとすぐに階段。下りきったところでもう一つドアを開けると、そこはもう大人の空間。これぞBARという空気が漂うお洒落なフロア。いつものようにカウンター案内され着席。

メニューを渡されて、バックバーに並ぶボトルを眺めながら毎回何を飲もうか迷ってしまう。この時はあまり長居するつもりがなかったので、度数高めのショートカクテルでサクッと酔っぱらおうと決めた。

いただいたのはカクテルの女王と呼ばれるマンハッタン。

好きなカクテルのひとつ。まず、この色が美しい。鼻腔をくすぐるベルモットの香り。レッドチェリーは見た目の可愛らしいアクセントになって。

メジャーなカクテルだし、人によっては面白みがないと感じるかもしれないが、美味しいものは美味しい。マンハッタンは、口当たりが甘くてスイスイ飲めてしまうので、気を付けないと一気に酔いが回ってしまう。生ハム・チーズなど、アルコールと相性が良いチャームをつまみながら、ゆっくり味わって飲む。

何回か通ううちにお喋りするようになったバーテンダーさんとももう少し色々話したかったが、そこはさすがの人気店。週末でけっこう混み始めてきた。スタッフさんも忙しくなりそうだったので、それはまた今度ということで、さっさと退店することにする。

仕事とバス移動でけっこう疲れていたけど、良い感じにリフレッシュできたので、今回は一杯でお会計。もう帰って寝る。

この日は冬まつり期間中ということで、街中が奇麗に飾られていた。イルミネーションの光の中、夜に見る氷像もまた、幻想的な雰囲気があって良いものだ。札幌に単身赴任する前は、夜に旭川の街中へ出ることもほとんどなかったので、こうした経験ができるようになったのは新鮮だ。

単身赴任生活も、意外と悪くない。

営業時間　18：30～2：30