僕が単身赴任生活を送っているのが札幌市の白石区。ひとえに白石区といっても結構広い地区なので、食べ歩きでランチに行った後はカフェに行ってなど、行きたいお店がある場合はちゃんとルートを考えておかないと、移動距離が無駄に長くなりがちだ。そうなると(雪の降る冬は特に)車で移動するととても楽なわけだが、お店によっては駐車場が遠いとか、無いとか、有料だとか不便に感じることも度々ある。
この日も車に乗って、いつものように週末の楽しみ、お一人様ランチの後だった。ちょっと濃い目の珈琲が飲みたくなって、頭の中にある行きたいお店リストから、駐車場のある良い感じのカフェを選定...している途中で視界に入ってきた鮮やかな赤色の建物。白石区の人気店、「Cafe Hino」さんだ。
お店の雰囲気
駐車スペースは建物の東側、㈱平野造園さんの前に4~5台分ある。この日は運良く空いていたので、悠々と車を停めることが出来た。車を降りて、建物正面側から一枚。
営業時間の張り紙。開店時間は昼近くなので、みなさんランチ後とかの利用が多いのかな?平日はけっこう夜まで営業されているんですね。
店内へ入ると、空いていたテーブル席へ案内される。席数は、カウンターが4席、2人掛けと4人掛けテーブルがひとつずつの、全部で1席というこじんまりとしたお店。そこにいつも珈琲好きのお客さんが集まって、マスターや常連同士で和気藹々とした会話を楽しんでいる。
僕はまだ2回しかお邪魔していないが、それでもアットホームな雰囲気の中で美味しい珈琲が飲める、お気に入りのお店だ。
メニューを見て何を飲もうか考えていると、女性スタッフの方が好みや今日のおすすめなど色々と話しかけてくれて、そこから飲みたいものを絞っていくような流れ。きちんと受け答えできるくらい勉強して珈琲への知識があるのだろうが、そのホスピタリティが素晴らしい。
コーヒーと本日のスイーツ
”独特な果実香”という文言が気に入って、ケニアを深煎り濃い目のネルドリップで注文。ついでに、本日のスイーツもいただくことに。見ていると、こだわりがあってその淹れ方にたどり着いたのだろうか、マスターがやや独特なスタイルで一杯ずつ丁寧に珈琲を淹れている。
そうしてやってきたケニアの味は、確かにどっしりとしていて少量ずつ飲んで楽しみたくなるコクがある。香りも強くて楽しめる。これは美味しい。そして、苺のフロマージュの甘酸っぱさがまたこの珈琲によく合う。
喫茶の素敵な時間を楽しむことが出来た。欲を言えば、珈琲を飲み終わった後も、もう少しゆっくりのんびり余韻を味わいたい気分だったが、人気店故すぐ満席になってしまう。待ちのお客さんが出たらテーブルを占拠しているのはやや申し訳ないので、頃合いを見てお会計へ。
また空いていそうな時を見計らってお邪魔してみたい。小さいけど可愛らしくて、お店の雰囲気も良い、とても魅力的なカフェだ。
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