なかなか仕事が忙しくて片付かず、ちょっと休日出勤をしたとある土曜日。昼食すら抜いてひたすら仕事をして、なんとか終わったと思えばもう夕方。お腹はペコペコ。
こういうときは昼の仇を討つべく、二食分を一気に食べてやろうぐらいの勢いでパンチの効いたものを体が欲する。そう、たとえば二郎系ラーメンだ。よし、ならば「ブタキング」へ行こう、ということで夕方まだ明るいうちにお邪魔してきた。
お店の雰囲気
単身赴任で札幌に来る前は二郎系ラーメンを食べたことがなかったので、なんとなく店内は男だけの殺伐とした雰囲気の中で一切の会話が許されず、黙々と麺を啜り続ける、というようなイメージを勝手に抱いていたが、実際入ってみると全然そんなことは無かった。こちらにはもう何回か食べに来ているけど、高校生くらいかな？というような若い人達も多いし、男女のカップルで来ている人もいる。マスターも、”ラーメン職人！”といった風でもなく親しみやすい感じの方だし、わりとゆるい雰囲気のお店だ。
混み合うような時間は避けることが出来たので、お客さんは他に３人ほど。こちらのお店、席数は８席なので当然待つこともなく、食券を買ってすんなり着席。とりあえずセルフサービスでカウンター上の薬缶からお水をいただく。相変わらずあまり綺麗とは言い難い店内だが、そこはまぁ．．．ご愛嬌か。
ラーメン（ヤサイ・アブラ）
ごくノーマルなラーメンを選ぶ。そして夕食に二郎系ラーメンを食べるとニンニクの臭いで夜うなされることが何度かあったため、最近では学習してコールの時もヤサイ・アブラで留めるようにしている。
今回に限った話ではないが、お腹を空かせて完食する気満々で挑んでも、この堆く積み上げられたヤサイとアブラの山が僕の戦意を削いでくる。見た目だけでもう自分の胃袋の低レベルさをわからされた気分．．．
何とか食べ終わった。
スープは残してしまったので完まくとはいかなかったが、自分としては善戦した方だ。麺にたどり着く前にもう腹八分目までいってたし、なんなら途中で謝って残して帰ろうかと思うくらいだった。それにしても昼抜きでもこの有様か．．．ただ、膨満感に苦しみながらも達成感と満足感がある。
食後はもうしばらくは来なくてもいいかな、なんて思うくらいの時もあるのに、この脳内麻薬が出る感じがまた二郎系へと足を運ばせるのかもしれない。
店舗情報
営業時間：11：00～19：00
定休日： 水曜日
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