道外からのお客さんと食事ならこういうお店が最高に喜ばれる「海鮮炉端根室浜一番」

道外からいらした取引先の方との会食の場合、先方は札幌駅周辺でホテルを取って宿泊することが多いので、必然的にお店選びも駅前周辺からとなる。そんなときに重宝するのが、北海道らしい海鮮物が提供されるこちらのお店、「海鮮炉端　根室　浜一番」さん。

お店の雰囲気

まず立地が申し分ない。北３条西２丁目にあるアストリア札幌ビルの二階。まわりにも飲食店が多くあって、ビジネスマンや観光客っぽい人たちが多く行き交う賑やかな場所。

予約した席は足腰に嬉しい掘り炬燵。半個室なので、今回のような仲の良い面子の時は周りに気兼ねなく飲めるし、仕事の深刻な話や、愚痴のこぼし合いの時にも助かる。

先方が海鮮物をご所望だったので、スタッフさんのおすすめや、それぞれの一押しメニューを適当に注文する。少人数だけどワイワイと楽しい飲み会だ。ビールもいきなり２杯進む。唯一、分煙されていない喫煙可能な席だったのが残念だけど、その憂さを晴らすべく食べまくることにした。

身の厚いホッケの開き、新鮮な刺身の盛り合わせ。

貝付牡蠣。プルっと大きい。滋養強壮、栄養満点、海のミルク。

牡蠣は僕の大好物、レモンを掛けたら一気にちゅるっと。一口で食べてしまう。

ホタテがこれまた貝ごと丸々。身がデカい。ここにバターがあれば、もう完璧だった。

鰈の煮つけ。骨を除くのは面倒だけれどご愛敬。実際は十分煮込まれて柔らかいため、ホロホロと崩れるように取れるからあまり気にもならなかった。身が厚めで、味付けも甘すぎることなく、美味しい。

旬のものでタチの天婦羅。トロリと濃厚でちょっとだけ醤油はちょっとだけ着けていただく。子供のころは見た目もあって食わず嫌いだったタチだけど、いつから大人の舌になったのか（たぶん酒を覚えた頃だろうけど）美味しく食べられるようになった。

最後に鮭のお味噌汁と、お寿司。僕の苦手な海老が無くて、内心ホッとした。特に会食などで、好き嫌いがあるからといって大人が食べ物を残すのは、かなり格好が悪い。ちなみに、万が一甲殻類が出てきたときはアレルギーだから、と断って残すつもり。たいていは他の誰かに譲ったりする。

男性用トイレに掛けられている、ちょっと前向きになれる絵。これを見てどれだけのサラリーマンが奮い立たされたことだろう。

たいへんご馳走様でした。そしてこの後は、お楽しみの独り二次会へ．．．